構想はコロナ以前。ぼんやりした思いは2017年の海の京都体験プログラム開発を頑張ったあと。
大手旅行会社や交通機関が主体となって作られてきた日本の観光は、大量送客を約束手形に大きな産業として発展してきましたが近年は様子が変わってきています。
団体旅行の減少と顧客ニーズの変化に従来のパック旅行は追いつけなくなっています。この中央集権型観光を地域発信型に変え、地域にお金を残すことを大前提に開発を進めました。
ざっくり説明しますと
地域の観光協会、旅行会社、地域の中心的旅館やホテル、メディア会社などにURATABIを導入いただき、地域の体験プログラムや特産品をモール型で販売してもらいます。
地域の体験事業者はプログラム(ガイドツアーとか熱気球とかの体験アクティビティなど)をそこに「出店」するイメージです。
特徴はカレンダーで管理する「体験」と特産品などの「物販」が同じサイトでできること。
そしてもう一つの決定的特徴は・・・
体験プログラムに「宿泊」をつけて販売することができる点です。
旅行業法では何月何日どこどこへ行く〇泊ツアーと言った「募集型旅行」を企画し販売するには上位の免許が必要となります。それより下位の免許を取得している旅行会社は「受注型旅行」か、大手が作った旅行商品を「代理販売」するしかありません。
近頃観光協会でも旅行業を取得するところが増えてきましたが「受注型旅行」の販売が主です。
URATABIはサイト上でその受注型旅行をつくることができる(たぶん)唯一の決済サイトなのです。
また、お金を域内循環させ出来るだけ域外流出を防ぐことも目的の一つです。
私はURATABIの理解者を増やし発展さることができれば、地域の経済に好循環と雇用を生み出せると考えています。
地域の旅行は地域で買う。これが当たり前になれば、その地域で朝獲れた情報をその場で商品化することもできます。
日本の旅行窓口の選択肢を増やしたい。
地域の旅行は地域で予約する。
地域旅行に新しい風を吹かせたいと思っています。