今夏より、京都北部(具体的には京丹後市、伊根町、与謝野町、宮津市、舞鶴市、綾部市、福知山市)に出向き、着地型観光を実践する、あるいは実践しようとしている現地の人々に会い、着地型観光の商品(あるいは体験観光の商品)作りをお手伝いしています。
目的は、先の海の京都DMO(「観光地経営」の視点に立った観光地域づくりの舵取り役)が販売するための「商品づくり」ということになります。
何ヶ月かDMOの立場に立って動いていると、DMOは観光における農協・漁協の役割か?と思うようになりました。
しかし、農協・漁協との大きな差は、その取扱額です。
まだまだDMOを通じて「体験」なりを「予約」する人は少なく、現状とうてい自走できる状態にないものばかりです。
販売窓口として、しっかり収益を上げるためには少なくとも10億程度の売り上げがないと、厳しいように思います。
そうするためには「宿泊」を売る環境づくりも必要ではないかと思います。
DMOはまだ船出したばかり。解決すべき課題をひとつひとつ解決してゆかねば。