~観世流能楽師 河村晴久先生による特別体験~
京都の閑静な町家で、新たに始まる「能楽体験プログラム」のお披露目会に参加してきました。このプログラムは、観世流能楽師であり、国の重要無形文化財「能楽」の認定保持者でもある河村晴久先生のご自宅で開催される特別な体験です。
河村先生は、同志社大学の客員教授も務めておられ、英語にも堪能で、外国からのお客様にも丁寧に英語でご説明いただけます。
お庭の一部をつぶして造られた練習用の能舞台では、手や身体の動きによる繊細な表現、独特なリズムと謡(うたい)を実際に体験しながら、能の歴史や特徴について深く学ぶことができます。
また、能面と西洋のマスクとの本質的な違いや、舞台上での動きの意味についても解説があり、日本人が大切にしてきた精神性や価値観に触れる貴重な機会となっています。
歌舞伎や文楽の源流とも言われる「能」の世界。
その深淵な文化に、肌で触れることができる本プログラムは、日本文化をより深く理解したい方、そして真の「和の心」を知りたい方にとって、まさに特別な体験となるでしょう。


