先日、山陽電車の車内で「sumaテラス」(すま家)というカフェレストランの貸切広告を見かけました。須磨海岸にできたお店のようで、1社が社内吊り広告を全面ジャックしているのはなかなか見ごたえがあります。
調べてみると、山陽電車の社内広告は3日間で、シングル(B3サイズ程度)が38.5万円、ワイドで51.7万円。貸切広告の料金は明示されていませんが、相当な額になるはずです。空き枠に入れたわけでもないでしょうし、一企業としては思い切ったプロモーションだと感心しました。
かつて広告代理店に勤めていた頃は、バブルが終わったとはいえ、広告に月50万〜100万円をかける中小企業も少なくありませんでした。広告は、その時代の“元気”のバロメーターのようなもの。sumaテラスの広告には、そんな元気を久しぶりに感じさせられました。
